【雑記】コピーっておもしろい!
コピーとかマーケティングとか
知らないことがたくさんありました。そして学びが多かったです。
コピーライティングとか,広告とか,マーケティングとか。そんな系に興味があって 最近それ関連の本を読んでいます。デザインとか,良いですよね。見てるだけでワクワクします。心を刺激するデザインや広告に遭遇するとワクワクします。
我々見込み客を刺激する広告やコピーというのは,どんな仕掛けを持って制作されているのでしょうか。
こんにちは!! 今すぐにでも仕事を辞めたい窓際サラリーマンです。
コピーライティングを使って「ネットで大金を稼ぎ出してやろう!」とかそういうのではなく,昔から広告とかデザイン関係に興味がありました。
街を歩いていても,ネットをしていても,電車に乗っていても,雑誌を読んでいても,日常的にあふれている広告そしてコピー。興味惹かれるものとそうでないものがあります。人を引き付ける広告・コピーってありますよね。
広告やコピーとかだと日本よりも米国とかのほうが,人の興味を引く広告とかが溢れている感じがありますが,わたしの固定観念でしょうか。
全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術
今回読んだのは以下の本。
全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術
10倍売る? ページをめくるまでは,なにかとてつもない胡散臭さを感じていました。
ジョセフ・シュガーマンという米国人が著者。 シュガーマン? 砂糖男? ちがいます。 おじいちゃんでした。
シュガーマンは,米国を代表する宣伝・広告文作成のエキスパートだそうです。ダイレクト・マーケティングという手法を用いて成功を収めた広告文書き手のパイオニア。 私は初めて知りました。
広告とかデザインとかそういう仕事に携わっている人には有名な人なのかもしれませんね。
無意識的に興味を惹かれるコピーや広告ってやっぱりあります。そうでないものと何が違うんだろう?
広告を構成する要素
キャッチコピー:読者の注意を引き,リードへと導く
リード:さらなる情報を提供し,キャッチコピーに説明を加える。
写真・図版:読者の注意を引き,商品をより鮮明に提示する。
キャプション:写真や図版を説明する。重要な要素であり,読者もここはたいてい読む。
コピー:商品やサービスに関する主な販売メッセージを伝える。
小見出し:コピーを細分化し,威圧感を弱める。
ロゴ:商品を販売する企業の名称を示す。
価格:商品やサービスがいくらするかを読者に知らせる。
注文方法:クーポン,フリーダイヤルなどを用いた広告への応答の仕方を知らせる。広告の末尾近くにあることが多い。
全体レイアウト:各要素を効果的に際立たせるグラフィックデザインを用いて,広告の外観全体を整える。
広告を構成する各要素のお話。とても勉強になりますね。デタラメに配置されているわけじゃないんですね。そして各要素の唯一の目的は「コピーの第一センテンスを読ませること」だそうです。
44のテクニック
反応に差が出る22のポイント
文章を書く上での重要なトピックを抜粋して「反応に差が出る22のポイント」を列記してみます。
スポンサーリンク
- 書体を工夫する
- 第一センテンスを読みたいと思わせる
- 第二センテンスを読み続けたいと思わせる
- 小見出しの工夫
- 複雑な商品はシンプルに説明する
- 新しい特徴を強調する
- 技術説明で広告を強化する
- 異論に先回りする
- 異論を解決する
- 相手の言葉を使う
- シンプル,かつ明確にする
- 常套句は使わない
- リズムをつける
- アフターサービスを伝える
- 物理的事実を明記する
- 試用期間
- 信頼できる人に推奨してもらう
- 価格をどう見せるか
- オファーの要点をまとめる
- 多くを語りすぎない
- 注文しやすくする
- 注文の念押しをする
役に立つ22の心理的トリガー
心理的トリガーでは,人間の心理に訴えかけるにはどのようにしたらよいかということが書いてあります。たしかに,普段目にしている広告を考えると,これらの事が考えられて書かれているような気もします。
- インボルブメント(感情移入)させる
- 正直さ・誠実さを打ち出す
- 信用を高める
- 価値を証明する
- 購入の納得感を与える
- 欲を刺激する
- 権威付けをすると安心する
- 相手に「満足」を確信させる
- 商品の本質を見つける
- タイミングを知る
- 所属の欲求にうったえる
- 収集の欲求をくすぐる
- 好奇心をあおる
- 切迫感をもたらす
- 素早い満足を提供する
- 希少価値/独自性をアピールする
- シンプルにする
- つねに人間的な観点を大切にする
- 罪悪感を与える
- 具体性を持たせる
- 親しみを感じさせる
- 希望は大きな動機づけになる
まとめ
シュガーマンの本はとても勉強になりました。読者・見込み客が何を求めているのかを把握した上でコピーを書かなければいけない。この技術を身に着けられれば,ブログの記事作成にも役立ちそうです。しかし,一朝一夕では身につかないでしょう。
中でも「最高の成果をもたらす44のテクニック」と題して,具体的な以下の施策44が役立ちました。しかし,書籍タイトルの「10倍売る」の根拠はどこにも示されていなかったような…。
小説だけに限りませんが,読書っていままで知らなかった世界を知ることができるのが良いですよね。世界を広げてくれます。私はよく図書館へ行くのですが,周りが本だらけでワクワクします!
今回のこの本も図書館をプラ~っと歩き回っているときに,タイトルがふと気になって手に取ってみたものです。
他にも,広告とかコピーとかマーケティングおすすめの本があったら,コメント欄で教えて下さい! 読みもの系だと嬉しいです(^^)