英語の苦手なものぐさ米国株投資家へ
英語の苦手な米国株投資家へ
米国株をやる人が最近増えているようです。米国なので言語は当然英語ですが,英語が堪能でアニュアルレポートも辞書無しでスラスラ読めるというツワモノはなかなかいないようです。
私は英語が大の苦手で,TOEIC は400点代という不名誉なスコアを取った経験があります。年を取るほど英語ができなくなっていると実感していますが,米国企業の決算を確認するのも一苦労。最近のブラウザは翻訳機能を持ち合わせていて非常に便利になっていますが,やはり英語ができるってすごいなぁと日々感じています。
そんな英語のできないものぐさ投資形に便利なアイテムが登場しましたので紹介します。
企業の決算情報やプレゼンテーション資料などは,各社のページからPDFで配布されることが多いです。
Doc Translator という翻訳ツール
Doc Translatorというサイトがあります。無料です。翻訳サイトです。2019年10月時点で104の言語に対応しています。
このDoc Translatorを使用すると,企業の何百ページにもおよぶ英語のアニュアルレポートも一瞬で翻訳可能です。そしてPDFでダウンロードできます。
肝心な翻訳エンジンは,Googleを搭載しています。一昔前のGoogle翻訳は精度がイマイチでしたが,ここ最近は精度がかなり上がってきています。完璧とは言えませんが,かなり自然な翻訳結果となってきています。
- 無料で使用可能
- 日本語対応
- 英語をはじめ,104の言語の翻訳に対応(今後も増える予定)
- オンラインで使用可
- 面倒な登録・ログインは不要
- 翻訳元の文書のレイアウトは維持される
- 以下のようなフォーマットに対応
- WORD, EXCEL, パワーポイント,PDF,テキスト,リッチテキスト,ODT, ODS, ODP (各種Open Docment Fomat)
Doc Translator を実際使ってみる
Doc Translatorを実際使ってみましょう。
決算が出たばかりの,私の大好きなジョンソンエンドジョンソンのレポートで試してみたいと思います。
- Updated OCT 23, 2019 – Johnson & Johnson Reports 2019 Third-Quarter Results
- (2019年10月23日更新-ジョンソン・エンド・ジョンソンレポート2019年第3四半期の結果)
必要なPDFは予めダウンロードしておきます。
「今、翻訳する」を選択します。
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次の画面で,該当ファイルをドラッグ&ドロップするか,ファイルを選択します。「取引条件」を確認し,問題なければファイルをアップロードしましょう。
注意事項が出ます。OKを選択。
ファイルをアップロードすると,翻訳元の言語が自動的に判別されます。もし違っていれば修正します。問題なければ「翻訳する」を選択。
翻訳が開始され,1, 2 MB 程度のPDFであればものの数秒で翻訳が完了します。「完了!」と出たら,「翻訳された文書をダウンロード!」を選択します。これで完了です。
翻訳具合を見てみましょう♪
Doc Translator の翻訳結果を確認する
(クリックすると拡大します)
左がオリジナル,右がDoc Translatorによる翻訳後です。
注意点としては,画像化された文字は翻訳されないということです。おそらく文字として認識できないためだとは思いますが,これは仕方ないかなと思います。Googleの文字認識精度が今後向上すれば,可能になるかもしれません。 また,ジョンソンエンドジョンソンの場合は,薬の名称や固有名詞など,その分野・業界における専門用語はなかなかうまく翻訳できないようです。
まとめ
英語が苦手な人はたくさんいるでしょう。私もその一人です。無料でこんな素晴らしいアイテムがあるなら使わない手はありません。ただし,こういうものを使っているといつまで経っても英語ができるようにならないですね(^^)
日本語の翻訳程度は多少難ありだったりしますが,自分で辞書片手に読みすすめるより時間を圧倒的に削減できます。
以上,英語の苦手な米国株投資家のための Doc Translator の紹介でした。
気になる方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか(^^)
- 無料で使用可能
- 日本語対応
- 英語をはじめ,104の言語の翻訳に対応(今後も増える予定)
- オンラインで使用可
- 面倒な登録・ログインは不要
- 翻訳元の文書のレイアウトは維持される
- 以下のようなフォーマットに対応
- WORD, EXCEL, パワーポイント,PDF,テキスト,リッチテキスト,ODT, ODS, ODP (各種Open Docment Fomat)
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