【雑記】サラリーマン(会社員)の合同会社設立について備忘録

2019-08-15

サラリーマン(会社員)の合同会社設立について

起業するサラリーマン

近年、合同会社が増えています。合同会社はLLCとも表記され、Limited Liability Companyの略です。会社法が改正され、新たに設けられた形態の会社です。

サラリーマンであれば、会社にこき使われて搾取され続けて一生を終えるのは嫌ですよね?自分で会社を作ってみるのはどうでしょうか?

毎日8時間も労働し,通勤時間も合わせると毎日10~12時間も会社のために使っているのではないでしょうか?「そうでもないと食っていけない…」という声が聞こえてきそうですが,24時間の内その半分も会社に拘束される今の日本の社会は異常と言っても過言ではありません。あなたにとってもっと自由な時間・自分の好きなことに費やせる時間を増やすべきです。そのためには,会社に時間を搾取され続けているのは問題です。

「株式会社よりカンタン、ひとりでつくれる LLCの設立・運営ができる本」を読んだので、備忘録として記録します。

合同会社設立までの作業と大まかなスケジュール

大まかな作業とそのスケジュールをまとめましょう。

何事にも準備が大切です。準備で仕事の8割が終わると言われています。まずは全体的な大まかな流れを把握してから、次に細かなステップを頭に入れていくのが良いです。一気に全部やろうとせずに細分化して、一つひとつを確実にやっていくことが大切ですね。

合同会社設立までの作業と大まかなスケジュール
  1. 定款に記載する事業目的の決定
  2. 社名(商号)の決定
  3. 定款の作成
  4. 法務局での登記に関する相談
  5. 銀行で出資金の払い込み
  6. 印鑑証明書の取得
  7. 登記申請書類の作成
  8. 登記申請書類の提出
  9. 登記完了の確認
  10. 税務署・年金事務所等への届け出

定款作成に関する注意事項

疑問を抱える女性

定款を作成する際には必ず記載しなければいけない事項があります。絶対的記載事項と言われ、以下のものです。絶対的記載事項とは別に、相対的記載事項と呼ばれるものもあります。 これらはその時の状況に応じ、必要に応じて記載しましょう。

絶対的記載事項

  • 目的
  • 商号
  • 本店の所在地
  • 社員の名前と住所
  • 社員全員が有限責任であること
  • 各出資者の出資金額

相対的記載事項

  • 損益分配の比率
  • 出資だけして経営に参加しない人がいるとき
  • 出資者が退社する理由
  • 会社の存続期間や解散の事由
  • その他

必要となる現金の見積もり

電卓の画像
お金の見積もり
  • 登録免許税:60,000円
  • 印鑑代:30,000円
  • 印鑑証明代:300円
  • コピー代:1,000円
  • 交通費:3,000円
  • 謄本代:700円
  • 資本金:(100,000円)

合計:95,000円+(100,000円)

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上記はあくまで一例を示しますが、安いですね。10万円~20万円ほどの資金があれば会社を作れてしまいます。

(参考)日本の合同会社

日本にある合同会社を並べてみました。以下はほんの一例ですが、米国有名所企業は日本に法人として合同会社を持っています。

日本にある合同会社
  • アマゾンジャパン合同会社
  • 日本アムウェイ合同会社
  • Google合同会社
  • シスコシステムズ合同会社
  • アッヴィ合同会社
  • 合同会社西友
  • クロックス・ジャパン合同会社
  • モンスターエナジージャパン合同会社
  • コダック合同会社
  • コーチ・ジャパン合同会社
  • フィリップ・モリス・ジャパン合同会社
  • ワーナー・ブラザースジャパン合同会社

まとめ

合同会社は、 株式会社と違い、株主総会を開く必要もありませんし、発起人を募る必要もありません。

「自分で会社を作ってみたい」「サラリーマンとして一生会社に搾取されるのは嫌だ」と考える人も多いのではないでしょうか。特に近年は若者は会社勤めを嫌う傾向にあります。安い賃金で働かされ、残業に追われる日々、肉体的にも精神的にもボロボロになりながら働き、得られるものは大したことがない。こんな状態では、会社から人が離れていくのは当然です。

会社を作ると税金対策にもなりますし、ぜひやってみるのはどうでしょうか。合同会社であれば、自分ひとりや夫婦で、という感じで小規模で会社を作ることができます。なにより、やりたければ自分ひとりでできる、というのも魅力のポイントですね。自分一人でやりたい放題やりたい!という人には向いているかもしれませんね。

下手糞な経営ゆえ、稼いでも内部留保を溜め込むばかりで従業員に還元しない日本の経営者など見放してしまいましょう。自由な生活を手に入れるためには、受け身な姿勢でいるばかりでなく、自らが考えて動くようにならないといけませんね。特に、人間は楽な方へ楽な方へと行きたがるので、自ら能動的に動かなければいけません。会社に洗脳されていてはいけません。

日本企業の経営者は、その大多数がサラリーマン社長なので、そもそもに経営能力など持ち合わせていません。そんなサラリーマン社長の元で働いていても、あなたが輝くわけはありません。得られるものも何もありません。自らが立ち上がり、自らの力で稼ぎを得ることで自由を掴み取り、少しでも自分が輝くような人生にしていきましょう!

会社って作るのカンタン!って思って頂ければ幸いです。

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Posted by kirishima