【米国株】保有銘柄の配当成長予想
保有銘柄の配当成長予想
私の保有している米国株の今後の受け取り配当予想をしてみたいと思います。2019年5月上旬時点で保有しているのは以下の通りです。連続増配銘柄を中心に買い集めています。各銘柄が今後も継続的に増配を継続していくかは、未来のことなので不透明ですが、今後も継続して増配していくことを前提として考えてみたいと思います。
- JNJ
- VYM
- PM
- PG
- XOM
- T
- SO
- BTI
- BE
- VTI
- MMM
1株あたり配当金の予想推移(税引前)
1株あたり配当金(税引前)はSBI証券から取得。 5 Year Growth Rate(CAGR)はSeeking Alphaから取得。とりあえずは5年の平均成長率を持ってきました。仮に、平均成長率通りに順調に推移していったとすると、各銘柄の年間の1株当たり配当金(税引前)は上表のようになります。MMMの16.450%は異常に高過ぎるかもしれません。上表に数量が入力されていますが、計算には使用されていません。
数量を考慮した1株あたり配当金の予想推移(税引前)
数量を考慮してみます。現在保有している各銘柄の保有数量は表左欄の通り。これをすべての各銘柄を毎年10株ずつ買い増していったとして、受け取る年間の配当金(税引前)は上表のとおりになります。これらの銘柄を毎年各10株ずつ買うと、今の株価だとだいたい10,000 USDが必要です。日本円だと120万円くらいでしょうか。株価はもちろん上がり下がりがありますが、ギリギリ捻出できそうな金額です。
数量を考慮した1株あたり配当金の予想推移(米国税引き後)
前項の表は税引前でしたので、米国での税引き後では上表のとおりになります。外国税はPMは0.2%、BTIはとりあえず0.1%、その他の銘柄は10%で計算しています。前表と比較すると、米国で10%の税金を取られるだけでずいぶんと目減りすることが分かります。税金が非常に重い負担になることがわかりますね。
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数量を考慮した1株あたり配当金の予想推移(国内税引き後)
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日本国内での税引き後、つまり最終的に手元に残る配当金は上表の通りになります。国内税は20.315%で計算しています。20.315%の税金もかなり重い負担となります。これをグラフで表すと下図のようになります。
2019年をベースに考えると、2028年(令和10年)は税引き後でも3.37倍の受取配当金(5,431 USD)となっています。しかし、毎年各銘柄を10株ずつ買い増していった点も忘れてはいけません。
買い増しをしなかった場合の推移(国内税引き後)
前項では毎年10株ずつ買い増していった場合のシミュレーションをしましたが、買い増しをせず増配による影響だけを考慮した場合は、上図のようになります。2019年から2028年にかけて、1.4倍の受取配当金となっています。買い増しをせずただ寝かせておくだけ、つまり増配の影響だけでも順調に増えていっていることがわかりますが、毎年買い増しをしていくことでより加速度的に資産が増えるのもわかります。
まとめ
連続増配銘柄を中心に買い集めていますが、この方針は今後も変更予定はありません。業績の悪化による減配の可能性も否定できませんが、それを考えると適切な銘柄選択ができなくなりますので、現状はこの方針を貫きたいと思います。
さらに、増配にだけ頼るのではなく、毎月の定期的な買い増しで元本を継続的に増やしていくことが必要だと改めて分かりました。増配+定期的な買い増しで加速度的に受取配当金を増やすことができます。スノーボールを確実に大きくしていきたいですね。
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