昇給率を計算してみた(2019年度版)
昇給率を計算してみた(2019年度版)
サラリーマンであれば毎年の昇給が気になりますね。昨今はブラック企業が幅を利かせており、「昇給なんて無い!」という人もいるかも知れませんが、暇だったので今までの昇給率を計算してみました。計算は額面ベースです。
5年目以降はやや横ばいでしたが、少しずつ上昇傾向に入っています。昇給率としては4~5%を推移しています。今年度の昇給はまだどうなるかわかりませんのでデータには入っていません。
- 1年目 0.00%
- 2年目 3.01%
- 3年目 3.59%
- 4年目 7.52%
- 5年目 4.07%
- 6年目 3.33%
- 7年目 3.26%
- 8年目 4.37%
- 9年目 3.95%
- 10年目 4.25%
- 11年目 5.95%
- 12年目 5.15%
平均:4.40%
以下の厚労省のデータと比較すると多少は上回っていますが、平均より上回っていると考えて良いものなのでしょうか。株式の配当金受け取り額の伸び率とも比較をしてみたいですね。
厚生労働省の資料によると、平成30年の1人平均賃金の改定率は企業規模によって1.9%~2.2%のようです(以下資料のP.6)。中身は文字ばかりで見る気もしないのであまり見ていません。
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平成における1人平均賃金の改定率の推移
上記の厚労省のデータ(付表2)を基に,平成に入ってからの1人平均賃金の改定率の推移をグラフ化しました。
平成に入ってからは美しいとも思えるほどの右肩下がりです。ここ15年間は1.0%~2.0%の間を推移しており、このあたりで落ち着いている感じです。愕然とします。今後もしばらく続きそうな予感がします。社会ではますます格差が開いていくのでしょうか?賃金は変わらず,税や社会保障の負担分が徐々に増加してきています。我々の手取りは将来には更に減っていくことが危惧されます。
結論とまとめ
- 直近15年の平均賃金の改定率は1.0%~2.0%
- がむしゃらに働いても賃金はほとんど上昇しない
- これに対し,株式の配当は3%~5%を狙える
- 労働で稼いた資金を投資へ投下することで資産増大を狙うべき
サラリーマンは毎月定期的な収入があるのが強みです。毎月の給料の中から投資用の資金を捻出し、金融資産に投資をすることで資産を増やしていきたいですね。昇給によって増えた分のお金は使ってしまわずに、投資へ回し資産を増やしていきたいです。
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